日々悩める社会人の頭の中

人生の悩み(健康、お金、仕事、生き方など)に関して、読書や実体験をもとにした私の考えや気づきを綴ります。少しでもお役に立てれば幸いです。

合わない上司との関わり方

連絡しても返事が無い

情報を後出しして𠮟責する

必要な情報を共有しない

部下の能力や状況を考慮せず自分基準で仕事を振る

上役のご機嫌や職場の実績ばかり気にして部下のことは気にもしない

トラブルがあると自分は注意したと責任逃れをする 等々

 

これ、全部自分の上司の話です。

皆さんの職場はいかがでしょうか。

和気藹々としているといいですね。

何かしら不満を抱えながらも辛抱強く勤め続ける人も少なくないと思います。

 

自分はこのような上司の下で自分なりに努力(?)し何とか頑張ろうとした結果、

ストレスで消耗し3ヶ月で潰れました、、、

適応障害と診断され数か月の休職となりました。

 

前置きが長くなりましたが、本題について書いてみます。

合わない上司(同僚や部下でも同様)との関わり方としては、

①逃げる

 具体的には、異動願いを出す、転職する、退職する

②敢えて近づく努力をする

 具体的には、理不尽な指示でも積極的に受け止めて業務遂行する。残業や休日も仕事を意識して期待に応える。イエスマンになる。

③距離を置く

 具体的には、必要最低限のやり取りしかしない。積極的に仕事を請けにいかない。やり取りはメールなどの文書を出来るだけ使用し記録として残す。

 

自分は、今までのずっと②のスタイルでした。

何事もやれば出来るし、努力すれば良くなっていくという信念でした。

結果、潰れたわけで振り返ってみると自分の心の声をあえて無視して無理をしたことが

ストレスの積み重ねとなり心身を蝕んでいったのだと思います。

ただ、②のスタイルは絶対的に間違いではないと思います。

コミュニケーションスキルが高く、相手の懐にグイグイ入っていけるようなタイプならそれは功を為すでしょう。結果、出世に繋がることもあるのかと思います。

自分の周りを見ても、サラリーマン社会で這い上がっていく人間は②が得意なタイプが多いですね。

でも、②のスタイルは万人が出来るわけではなく、自分のようにストレス発散が苦手なタイプ、反論が苦手なタイプ、仕事を断れないタイプには向きません。

 

では、①の「逃げる」はどうでしょうか。

逃げると言う言葉の印象はあまりよくありませんが、自然界の動物にとってはそれが常識的な行動であると言えます。

サバンナでライオンが近付いてきたとき、大抵の動物は「逃げる」でしょう

脅威(ストレス)から逃げることは本来自然なことであり恥ずべきことではないと思います。

ただ、守るべき家族がいる人の場合は逃げることが難しくと考えるでしょう。

難しいと思いますが、思い悩んで自ら命を絶ってしまう人もいます。

死ぬくらいなら逃げましょう。何とかなります。そのための家族でしょう。

ちなみに、幸か不幸か自分には妻子がいないため、逃げることは容易です、、、

 

最後に、③の「距離を置く」ですが、これが多くの人にとって一番ベターな選択なのではないかと思います。

異動がある職場では数年で自分か相手がいなくなります。つまり、その「数年」の半分の時間が経てばどちらか異動となって職場環境は変わるでしょう。

異動が無い職場の場合は大変ですが、出来るだけメールのやり取りでの記録残しや周囲を味方につけておきましょう。パワハラ要素が証拠として残せればそれを元に戦うことも可能です。実際、その気概がある人ばかりでは無いと思いますが、少なくとも「何かおかしなことをすれパワハラで訴えるぞ」と言うプレッシャーを与えれば大抵の相手は自ら距離を置くでしょう。

逆恨みするようなタイプなら、証拠を集めた上で戦うか①の逃げるかの選択になるかと思います。

 

以上、3つの対応ですが、まずは相手ばかり非難するのではなく自分にも非が無いか考えることも大切と私は考えます。

自分の成長のため、反面教師として学ぶ姿勢、自分自身を振り返る姿勢をいくつになっても忘れずにいきたいものですね。