【本は知識の結晶】読書の魅力、手軽な読書法と人生への活かし方
読書って皆様の認識はどのようなものでしょうか。「大事なのはわかるけど、読む時間がない」「文字を読むより動画やネット検索で十分」「文字数が多くて読むこと自体が苦痛」
そのような思いの方が多いと思います。
情報通信技術が発達した現代、アナログの本よりもSNSや動画サイト、インターネットからの情報取得で十分と考える方がいるのは当然のことでしょう。
事実、文化庁が全国16歳以上の男女を対象にした調査※では、47%もの人が月に1冊も本を読まない結果が出ています。
※調査時期:平成31年、調査内容:「1ヶ月に何冊くらい本を読むか」
また、年収が高い人ほど読書をする人の割合が高いことも事実です。
なぜ、年収が高い人が貴重な時間を読書に割くのか。
それは読書にはそれだけの価値があるかです。
この記事では、読書の魅力と手軽な読書法、それを人生に活かすための方法を記載します。
次のような方におすすめの内容です。
・読書したいけど文字を読むのが苦手な人
・忙しくて読書をする時間が無い人
・子供に読書の大切さを伝えたい人
・読書を通して心が豊かな人生を送りたいと考える人
1.読書の魅力
読書には多くの魅力があります。箇条書きでご紹介します。
・過去の偉人や現代の著名人の知識や経験を学ぶ事が出来る
・本とは著者の知識の結晶=精度が高い情報を学ぶことが出来る
・出版元や著者が明示されることから情報の信用性が高い
・活字を読むことで文章の読解力が高まる
・著者の人生を疑似体験することが出来る
・自分の人生の悩みに対するヒントを見つけることが出来る
・全ページ読まずに自分が気になった箇所だけ読めば時間を多く必要としない
・小説を読むことで想像力が豊かになる
他にも多々ありますが挙げていけばキリがありません。
それだけ読書には魅力があり、多くの人々を惹きつけているわけです。
2.手軽な読書法
ここでは私が実践している読書法をご紹介します。
私は基本的に下記の順番で読書をしています。
①書店や図書館に行く
注意:インターネット上の口コミだけでは買わないこと。他人の評価が良くても自分に合うかどうかは別の話だからです。
②本を手に取り、表紙、裏表紙の紹介文、目次に目を通す
③目次を見て気になった箇所を立ち読みする
④内容に納得できる、共感できる、学びがある、読みやすい、きちんと読んでみたいといった思いになったら書店で購入or図書館で借りる
⑤自分が気になった箇所から順に読む、参考にならない/自分に合わないと思った箇所は飛ばす
※小説の場合は④の時点で読むかどうかを判断しますが、途中で飽きたら無理せず読むことを止めます。
読書というと最初のページから最後まで読まなければいけない、そんな先入観を持たれている方もいるでしょうがそれは誤りです。
人との相性があるように本にも相性があります。
合わないと思ったら最後まで無理して読む必要はありません。
学ぶ価値がある箇所だけでも読めば十分です。
まずは書店や図書館に足を運んでみてください。
何冊かパラパラと流し読みするだけでも価値がありますよ。
3.人生への活かし方
やみくもに読書をするだけでは不十分です。
まず読むことが大事ですが、それ以上に大切なことがあります。
中国の有名な古典である論語の一節にこんな言葉があります。
その意味は、本を読んだところで行動に活かせていなければ本当の意味で理解したとは言えないということです。
読書による知識のインプット、それを行動によってアウトプットすることで読書の価値を引き出すことが出来ます。
アウトプットをすることで知識が定着し、日々の生活へ役立つことが出来ると考えます。
アウトプットの方法としては次のようなものがあります。
・友人や家族に読んだ本の魅力を伝える
・ブログやSNSで読んだ本の魅力を発信する
・日々の行動を振り返り読書で学んだことを実践してみる
・本の要点をノートに書きだしてみる
私は、当ブログにて書籍の紹介をしております。目的はアウトプットによる知識の定着化のためです。いずれはアフィリエイトの導入も考えていますが、正直あまり期待していません。
それよりも、読書の知識を定着化させて、心がより豊かな人生を送るようになることの方が価値があると考えているからです。
4.さいごに
正直なところ、私は学生の頃までほとんど本を読みませんでした。
それは自分自身が読書の魅力を理解していなかったからです。
ネットで調べればいい、動画を観れば簡単、そんな思いがありました。
しかし、社会人になり仕事を通じて様々な困難を迎えた時、改めて読書をしてみようと考えました。
最初は読むこと自体に抵抗がありましたが、上記の読書法で読むことで読書が苦痛にはならなくなり、より良い本に出会う機会も増えました。
私のブログも含め、インターネット上の情報は玉石混交であり、取捨選択の必要があります。
本当に価値のある精度の高い情報をインターネット上から探し出すことは案外難しいものです。
書籍の場合は著者や出版社が内容に対して推敲を行い責任を持っていますが、一方でインターネット上の情報発信者は一個人から専門家、民間企業、公共機関と様々です。
サイトでの情報公開当時は正しい内容だとしても時代が変わればそれが正しい内容ではなくなることもあります。
いつ、誰が、何を根拠に、その情報を発信しているのかを考える必要があります。
情報化社会の現代、様々な情報が溢れています。便利である一方、気を付けなければ偏った考え方になってしまいます。
ご自身やご家族の人生、お子様の将来を豊かにするために、改めて読書の価値を見直してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
当ブログのカテゴリー欄にある「学び」「書籍紹介」では私の読んだ本を記事にしております。
よろしければそちらも閲覧いただけると幸いです。