【人生がつらいと悩む人向け】逃げること、距離を置いて考えることの必要性
この記事では人生がつらいと悩んでいる人向けて、悩みのタネから時には逃げることも必要ではないかという私の考えをお伝えしたいと思います。
「逃げる」って何だかネガティブなイメージですよね。でも、それって「逃げることは良くない」っていう人間の思い込みの側面ってあるのではないでしょうか。
例えば、自然界の草食動物がライオンやハイエナのような肉食動物に出会った時、大抵は一目散に逃げますよね。
つらいこと、危険、恐怖など様々なストレスから「逃げる」って行為は生き残っていくためには自然界の生き物にとって当たり前の行為と言えるでしょう。
人間だって他の動物たちと同じです。
長い人生、時には逃げることも必要ではないでしょうか。
ところで、皆様のお悩みって何でしょうか?
「健康」「お金」「仕事」「家族」「将来」
大抵の悩みはこれら5つのテーマに当てはまると思います。
今回の話「逃げることの必要性」は、どの悩みに対しても言えると私は考えます。
最後までお読み頂き、少しでも悩みへの心の負担が軽くなれば幸いです。
それでは、悩みのタネから逃げることの効果を3つ挙げ、逃げることの必要性、その理由をお伝えしたいと思います。
もし「逃げる」って表現に違和感のある方は「距離を置いて考える」って言葉に置き換えてみてください。
1.悩みに対する自分の認識や置かれた環境を客観視できるようになる
→困難な出来事に直面すると冷静な判断が難しくなります。視野が狭くなり、本来は存在している悩み解決への様々な選択肢が見えない状態に陥ってしまいがちです。
逃げることで、今まで見えていなかった解決策がふと思い浮かぶことってあると思います。
2.逃げることによって、周りの人々が当人が困っていたことに初めて気づき、人が手を差し伸べてくれる可能性がある
→自分の悩みや辛さって案外周りの人々には伝わっていないものです。会社でパワハラに合い思い詰めて自ら命を絶ってしまう、学校でイジメに合い誰にも相談出来ずに自ら命を絶ってしまう、、、
そんな悲しい話が時折ニュースで報道されます。
本人にとって一番身近な家族がその悩みを気づくことが出来ず、助けてあげられなかったと後悔されていることってご遺族の話でありますよね。
パワハラから逃げる、イジメから逃げる、そのために会社や学校に行くことをやめるって選択を本人は実行できれば、家族や周りの人々は本人の悩みへきっと手助けしてくれるでしょう。悩んでいることに周りに気付いてもらうって意味でも大切だと思います。
3.時間の経過が自然と心の負担を軽くさせる
→これは、失恋の体験は身近な例です。好きで好きで仕方がなかった人に振られてしまい、傷ついたとしても時間が経てば次第にその苦しみも減るものです。
ひたすら悩んでいても良い解決策は思い浮かびません。むしろ悲観的な思いになってしまうことの方が多いでしょう。一度、逃げて(距離を置いて考えて)時間が経つことで自然と心の負担が軽くなり、より良い解決策が浮かぶかもしれません。
以上、3点を挙げてみました。
「逃げる」ことって決してネガティブな面ばかりではなく、問題解決の上でポジティブな面もあるということをお伝えできたでしょうか。
では、最後にまとめです。
・逃げること、距離を置いて考えることは必要(自然界の動物にとって当たり前の行動)
・逃げることで悩みに対する自分の認識や置かれた環境を客観視できるようになる
・逃げることで周りの人々が気づき、手を差し伸べてくれる可能性がある
・時間の経過が自然と心の負担を軽くさせる
人間誰しも悩みの一つや二つあるものだと思います。
時にはその困難から逃げずに立ち向かわなければならない時もあるでしょう。
でも、大抵の場合、それで自分や大切な人の命に関わる危機ってことはないですよね。
ポジティブな選択肢として、あえて「逃げる」って選択もアリかと思います。
以上、逃げること、距離を置いて考えることの必要性について私の考えです。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。