日々悩める社会人の頭の中

人生の悩み(健康、お金、仕事、生き方など)に関して、読書や実体験をもとにした私の考えや気づきを綴ります。少しでもお役に立てれば幸いです。

【資格試験、昇任試験、各種受験者向け】難関資格が取れる勉強法_書籍紹介

f:id:dokuritu-gyousyo:20220208192115j:plain今年は○○の資格に合格するぞ!

そう決意して勉強を始めるも三日坊主、、、

はい、私のことです。

皆さんはいかがでしょうか。

難関資格に挑戦したいけど学習が進まない、進める自信がない、いつも続かない

そんな方々にお勧めの書籍を紹介します。

きっと、勉強が続かない自分への気づきや発見があると思います。

 

山田浩司、2015「深夜12時過ぎまで働くサラリーマンでも難関資格が取れる勉強法」

 

こちらの書籍を読んでみて私なりの大事と思ったポイントや自分の事例を交えてお伝えします。気になった方は是非とも書店や通販などでご購入ください。

 

1.忙しい人の資格取得は学習計画で決まる【第二章より】

著者はそのように主張します。

仕事や家庭で忙しい人は多いでしょう。

「忙しいから勉強なんてやる時間は無い」

一見正論に思えますが「勉強したくない」心理が根本にあり、忙しいことを理由にしていることって無いでしょうか。

どんな忙しい人でも意識を変えることで少なくとも1日1時間は時間を確保することは可能なはずです。

電車やバスでの通勤時間、食事や休憩の時間、テレビやスマホを見る時間、毎回同じメンツで飲む時間など

見直すところは必ずあります。

私の例で言いますと、今日のスマホの仕様時間は2時間45分でした。

そのうちの有意義な時間は30分もありません。

言い換えれば2時間以上も無駄に時間を使っているわけで時間確保の余地がありますね。

ちなみに、ある調査結果では、

「2億1920万人のスマホユーザーが2021年にスマホを利用する時間は平均で1日あたり3時間46分」

との結果が出ています。

はたして3時間46分も有意義な時間に費やしているのでしょうか。

 

著者は次のように主張します。

「勉強時間などというものはその気になればいくらでも作ることができる。重要なのは勉強時間を作ろうとするよりもまず『その気』の状態にもっていくこと」

その気の状態になれば自然と勉強時間を作ろうとするでしょうから納得感しかありませんね。

 

「その気」になる方法を著者は3つ挙げているのでそれを紹介します。

 

①なぜ勉強しなければならないのかをじっくりと考える

②目標達成時のイメージを頭に描いて味わってみる

③合格の期日をあらかじめ決めてしまう

 

ではこの3つについて一つずつ自分に当てはめてます。

皆さんも今同じように考えてみてください。

①なぜ勉強しなければならないのかをじっくりと考える

 →行政書士になり独立するために試験合格が必要だから。行政書士になり人から直接感謝される仕事をしたいから。

②目標達成時のイメージを頭に描いて味わってみる

 →著者はこのように記しています。「合格後に広がる新しい人生、社会的な地位、それに見合って得られる報酬、出来るだけ具体的にイメージしてください。そのイメージがポジティブであればあるほどやる気が沸いてくるはずです」

 私の場合を書いてみます。

 行政書士になり高齢者の相続問題への相談サポートや業者さんの建設業許可申請手続き等で、仕事を頂く。報酬は1件10万円にも満たない案件もあるだろうが、お客さんから直接感謝され、それが次の仕事へと繋がっていく。稼ぎたい気持ちもありますが、それよりも社会貢献を通して自分が感謝されたり頼られたりすることが根本的に好きなタイプです。合格した後はそんな仕事のサイクルで人との繋がりが広がれば良いなってイメージします。

③合格の期日をあらかじめ決めてしまう

 合格の期日は今年の試験です。後ろ向きな話ですが、落ちれば今やっている通信講座の動画閲覧期限も切れてしまいます。行政書士として実務を重ねて仕事のサイクルを作り、脱サラする。その目標の早期達成のためには今年の合格が必須ですね。

 

2.短時間の勉強でも合格できる学習テクニック【第三章より】

著者は、「復讐の大切さは科学的に証明されている」と述べています。

そこでは、学習時間と復習時間の割合による記憶量の差異という調査結果が紹介されています。

 

 ①学習時間100%で復習時間0%

 ②学習時間80%で復習時間20%

 ③学習時間60%で復習時間40%

 ④学習時間40%で復習時間60%

 ⑤学習時間20%で復習時間80%

 

上記のうち、どれが一番記憶量が良かったと思いますか?

正解は⑤です。つまり、復習の時間がいかに大切であるかが分かりますね。

復習の効果的なタイミングも著書には示されているのでご一読ください。

 

では、まとめです。

・学習計画が大事

・どんなに忙しい人でも時間は作れる

・勉強時間を作ることよりもまずは「その気」に自分をさせることが大事

 その気にさせる方法は下記の3点

  ①なぜ勉強しなければならないのかをじっくりと考える

  ②目標達成時のイメージを頭に描いて味わってみる

  ③合格の期日をあらかじめ決めてしまう

・復習の時間に多くの時間割くことが記憶の定着に有効

 

私としてはスマホや動画を漠然と見る時間を見直したいと思いました。

また、復習の重要性を再認識することが出来ました。

本書に関心を持たれた方は購入を検討頂ければと思います。