自分の心に嘘をつくことの功罪(学校や会社で悩んでいる方へ)
皆さんは自分の心に嘘をついていませんか?
例えば、自分が仕事で手一杯の状況にもかかわらず上司から仕事を頼まれたり、友人恋人と遊ぶ予定があったのに残業を依頼され引き受けたりと。
これは自分の心と行動に不一致があり、自分の心に嘘を付いて行動している例です。
「相手のことを気持ちを考えよう」「みんなで協力しよう」「みんなと仲良くなろう」
多くの人は子供の頃に親や学校からこのような教育を受けてきたと思います。
決して誤りでは無いと思いますが、それが災いしてしまう現実があります。
先ほどの例では、上司からの依頼は自分の都合より優先して受け入れて対応しないと上司が困るし他の同僚に迷惑が掛かってしまう、、、
そんな心理が働く結果、自分に予定があっても残業を引き受けてしまうことになります。
職場で協力し合う事は確かに大切ですが、それは自分の気持ちや自分の身近な人との交流の時間を削ってまでやるべきことでしょうか。
仕事に限りませんが、このように自分の心に嘘を付いて行動し続けるとストレスが蓄積してどこかのタイミングで破綻します。
私はそれで数か月会社を休むことになりました。
人によっては自ら命を絶ってしまう悲しいことも社会は起こっています。
大人だけでなく子供も同じです。
いじめにあっていて学校に行きたく無いけど無理して行ってやがて自分の逃げ場を失い命を絶ってしまう。そんな悲しいニュースを見る機会があると思います。
辛い時は休む、それを許容出来る社会であってほしいですね。
せめて家庭の中だけでもその安心感がある場であってほしいです。
子供どころか嫁さんもいない独身男のおせっかいですが、子供のいる方にはそれをお願いしたいと思っております。
もしこれを読んでいる方が未成年の方であれば、自分の心に苦しみがあればどうか自分だけで抱え込まずに相談してください。親や学校の先生、保健の先生、友人、それも難しいならば公的な機関で電話相談窓口があります。
まずは誰かに相談してください。
社会で働く人々も同じです。
無理せずに誰かを頼って相談してください。
時には逃げることも大事です。
家庭がある方にとって仕事を休んだり転職したりすることは容易なことでは無いと思います。辛いときにも踏ん張らなければいけないことがあると思います。
自分の体力に限界があるように気力にも限界があります。
体力と違って気力の限界は気づきにくいものです。
これらの内容は自分に対して言っていることでもあります。
なんだか上から目線な書き方になってしまい申し訳ありません。